寒さ極まる時期ではありますが、すこしずつ日が長くなって、春の便りが待たれる頃となりました。
京都・清遊の会では、1月6日、堤講師の「魅惑の社寺 広隆寺」で今年の幕開けとなりました。
広隆寺 上宮王院太子殿
聖徳太子から秦河勝、そして秦氏から日猶同祖論、境内の解説ではご本尊の変遷や仏像の秘密、建築の興味深い話などなど、いつもながらの圧巻の講義が繰り広げられました。
そして19日「京都世界遺産講座 平等院」(京都)、27日(東京会場)が行われました。
27日、快晴の富士
三時間あるのになぜこんなに早く時間がたつのでしょう!!
末法とは? 白川金色院とは? 観無量寿経の十六観想とは? などなど、末法の世にタイムスリップしたかのごとく、講師の語る宗教観に耳を傾けました。
平等院 阿弥陀如来像
31日には、「こころみ講座 新年の和菓子と京の菓匠」として中川による講座を持たせていただきました。
干支菓子、御題菓子、老舗の菓子司などご紹介、また、江戸から明治、明治維新からの和菓子業界の復興の力となった出来事などについてお話しし、菓子司「聚光」の珍しいはなびら餅を賞味しました。
質問の手も上がり、最後は食べて笑って賑やかな時間となりました。
驚きのロングセラー「不老泉」 二條若狭屋
パワーポイントはうまくできたでしょうか?(笑)
和菓子の文化にかぎらず、日々の京都暮らしのなかから見えてくる歴史の一端など、またお話しさせていただく機会があればと思います。
京都・清遊の会ではこの春も充実の講座・催しを予定しております。
(なお、2月の世界遺産講座は次ページをご覧ください。)
3月21日(木)、24日(日) 「八重の逸話と哲学の道散策」講師 堤 勇二
(雨天時は永観堂見学)
新島八重墓所(参考写真)
熊野若王子神社
4月7日(日) 「伊勢神宮の秘密」 講師 堤 勇二
宇治橋 大事なのは太陽ではなく、橋の真ん中のライン。
外宮 御正宮
左の空き地が遷宮予定地 空き地でないのがわかりますか?
4月27日(土) 「和菓子における贈答の文化」 講師 井上由理子
また、東京堤塾は、3月より新たに「魅惑の京都」シリーズが始まります!
京都も東京も、いずれも他では聞けない、とっておきの内容満載!
各催し・講座のご案内は順次アップの予定です。
本年も京都・清遊の会にお越しいただきますよう
どうぞよろしくお願いいたします!
広隆寺の椿