〈初詣案内〉ご報告
1月19日、暖かく、晴天に恵まれました。
平安神宮からスタート、簡単ですが、以下ご報告いたします。
平安神宮はことし御鎮座百三十年。大極殿の朱塗の塗替えなど整備がすすんでいます。
「右近の橘」はたわわに実をつけていました。
白虎楼(びゃっころう)。東の蒼龍楼(そうりゅうろう)とともに平安神宮のシンボル?
京都市美術館別館の前に来ました。
平安時代後期、院政の舞台となった「六勝寺」のうち、尊勝寺の東塔があった辺りだそうです。
東大路二条の妙傳寺へ。
日蓮宗の京都八本山寺院の一つ。今日はご縁日。
本堂に伺う前に、境内の「片岡碑」前で、鈴木先生から貴重なお話がありました。
こちらのお寺は、歌舞伎の名門、松嶋屋・片岡仁左衛門家の菩提寺のひとつ。
11代目仁左衛門丈がそれまで不明になっていたご先祖の片岡家(初代から6代)のお墓の所在について調べていたところ、明治36年(1903)、ようやくここ妙傳寺で発見、それを記念して建立されたのがこの「片岡碑」だそうです。
本堂ではご住職のお話のあと、ご本尊と、ご開帳の「七面大明神」を参拝しました。
この妙傳寺は、例年、南座「顔見世」のまねき看板を書かれていることで知られていますが、そんなお話も興味深く、また片岡仁左衛門家のお墓参りもさせていただきました。
さいごに細見美術館では、いま人気の展覧会を。
昼食をはさんで、美術館のスタッフの方にご案内いただき、江戸琳派の作品の数々を堪能しました。
あっという間の数時間、お天気よく、たのしく歩けて有意義な散策でした。
お越しいただきました皆さま、お世話になりました方々に心よりお礼申し上げます。有難うございました。