清遊ブログ  古事記の切手 木華開耶媛からはじまる…

秋涼の候。 朝夕は涼しくとも日中のきびしい残暑には参ってしまいますね。
夏から秋への移りかわりはまだまだ行きつ戻りつしているよう。
そんな時季、芙蓉がふんわり花を咲かせています。
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先日切手を買いに郵便局に行ったときのこと。

「古事記編纂1300年」の記念切手が発売されているのを初めて知りました。
7月に発売されていたというのに。

 


ごらんください。
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上の二点は「木華開耶媛(コノハナサクヤヒメ)」、そして「火退(ほそけ)」。
明治から昭和にかけて京都画壇で活躍した堂本印象(どうもといんしょう)の画。

 

そして下の二点は「伝 素戔嗚尊(スサノオノミコト)」「伝 稲田姫命(イナダヒメノミコト)」。
島根の八重垣神社本殿の板戸絵に描かれた神像です。
まず
木華開耶媛(木花開耶姫)─

木華開耶媛はオオヤマツミの娘。桜の花にたとえられるように美しさとはかなさを象徴する姫神。


この姿を見てもおおどかな美しさが表れています。

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アマテラスオオミカミの孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)と結ばれ、ホデリノミコト、ホオリノミコト(山幸彦)、ホスセリノミコト(海幸彦・ホデリを海幸とする説もあります)など三神を生んだとされます。
ホオリノミコトの子がウガヤフキアへズノミコト。その子がカムヤマトイワレヒコノミコト、すなわち神武天皇。木華開耶媛は神武天皇へとつながる皇室の祖先神です!

富士山のご神体としても崇敬され、各地の浅間(せんげん)神社の総本宮である富士本宮浅間大社にお祀りされているのがこの神様。

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木華開耶媛と瓊瓊杵尊の出会いは九州、薩摩半島の笠沙(かささ)。

木華開耶媛は「古事記」ではその名を神阿多都比売(カムアタツヒメ)。この「アタ」から九州、隼人族の阿多隼人の居たところと知れます。


薩摩半島と大隅半島に囲まれたあの「桜島」が、木華開耶媛をあらわす「桜」に由来するという説もあるのです。 なるほど!

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天皇と富士山と桜……。これってもしかしたら日本そのものじゃ?? 
木華開耶媛のことは、じつは知れば知るほど惹きつけられてゆく、ものすごい歴史の深みがあるのですが、今日はこの阿多の出身ということまでにとどめておくことにして―。

おおらかで美しい「木華開耶媛」は堂本印象美術館の所蔵です。
堂本印象について─
京都に生まれ、大学卒業後しばらく西陣織の図案を描いたのちに日本画を志して京都市立絵画専門学校に入学、戦後は社会風俗画の名手として知られ、画塾東丘社を主宰しましたが、六十歳を過ぎてから突然抽象画の世界に遊び、その華麗な転身は人を驚かせました。
しかし晩年に至って仏画に還り、数々の見事な神話や仏の世界を描き上げました。


堂本印象美術館は、印象自らが建築のデザインを手がけた美術館です。内部の装飾や置かれた椅子までも印象のデザインになるものが多く見られます。

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昭和41年に衣笠の地に建てられた当時、その斬新な建築はたいへんな注目を集めました。


いまは衣笠山を望むロケーションにぴったり溶け込んでいます。

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静かに印象の作品を鑑賞するのに素晴らしい環境ですから、いつか清遊の会で皆さまをご案内したいと思います。
ぜひ「木華開耶媛」が展示される折りに見に行きたいですね! おおらかな美しさにきっと圧倒されることでしょう。
おおらかといえば、先日東京に参りましたときに、浅草寺に行きました。
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浅草寺本堂外陣の天井画が印象筆でした!
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天井中央が川端龍子(かわばたりゅうし)の「龍之図」。その左右に印象の「天人之図」。
首が痛くなるほど見上げてその華やかさに見とれました。昭和31年の作だそうです。

包み込んでくれるような鮮やかな色彩の天人の姿は「木華開耶媛」に通じるように感じます。

 


浅草寺の境内からはスカイツリーが見えましたので日本の新しいシンボルとして、スカイツリーもこのブログに仲間入りさせておきましょう(笑)。

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下の二点は、スカイツリーに上って撮られた写真“スカイツリーと富士山と夕日”
A Tさんが投稿してくださいました。 壮観ですね!
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火退(ほそけ)は景行天皇の御子、ヤマトタケルノミコト(倭建命)を描いたもの。
宮内庁三の丸尚蔵館の所蔵。

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ヤマトタケルノミコトは、父の命令で九州の熊襲を滅ぼしたのち、休む間もなく再び東国に遠征します。
その途中、焼津を訪れた際に、土地の豪族にだまされて野原に誘い出され周りから火を着けられます。困ったときに開けるよう叔母のヤマトヒメからもらった袋を開け、入っていた火打石を使い、とっさの判断で周囲の草をなぎ払い、「向かい火」を着けて難を逃れたと伝えられています。
その時に用いた剣が有名な草薙剣(くさなぎのつるぎ)なのでした。

雄々しい姿。日本神話の英雄ですね! 生き生きした姿で描かれています。

このヤマトタケルノミコトの子が仲哀天皇なのですね。奥さんは神功皇后。子は応神天皇。頭の中で神様がだんだんつながってきました。

 

そして「伝素戔嗚尊(すさのをのみこと)」「伝稲田姫命(いなだひめのみこと)」。
先日、京都国立博物館の「大出雲展」でお目にかかったばかりです。

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板戸絵にこんなに彩色が残っているなんてびっくりでした。室町時代と伝わり、この二神を描いたものとしては最古と言われているそうです。

切手でまた再会できたなんて…感激です!

頬にさした紅がなんともいえずいいですね。心なしかラブラブな感じが垣間見えたりして。

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大出雲展では古代の出雲大社復元模型が展示されていました。
階段の上方に点のような人形がみえるでしょうか。 巨大な神殿。
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出雲大社境内から出土の宇豆柱(うづばしら)。3本一組で神殿の1本の柱であったもの。
ガラスに神殿の階段が写ってしまって、見づらくてすみません。


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約1か月半にわたり開催された「大出雲展」。
10月からは東京国立博物館で「出雲展」が開催されます。

こちらは観覧料一般800円。京博では1300円だったのですよ!

大出雲展を見る幾日か前には、京都造形芸大の春秋座にて「隠岐(おき)神楽と石見(いわみ)神楽」を見る機会がありました。

石見神楽「八岐大蛇(やまたのおろち)」はスサノヲによる大蛇退治の話です。

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足名椎(あしなづち)と手名椎(てなづち)、そしてその娘の稲田姫を救うため、スサノヲは激闘の末、大蛇を討ち果たします。スサノヲが一頭一頭斬りかかり倒すわ、大蛇は火炎を吐くし、もう大迫力!

石見神楽の大蛇は、蛇腹ならぬ「蛇胴(じゃどう)」と呼ばれる、竹の輪に石州半紙を貼って作られるもの。この伸縮自在の「蛇胴」を巧みに繰って大蛇がとぐろを巻き、動きまわるのが最大の魅力です。
スサノヲが最後の一頭を無事倒し、大蛇の尾から得たのが天の叢雲の剣(あめのむらくものつるぎ)。
そして二人は目出度く結ばれます。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣つくる その八重垣を」

あこがれの出雲! この舞台となったかの地をぜひ訪れてみたい…。

記念切手を掌中にして出雲熱は再びよみがえってしまったのです。


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        季節はちがえど、やはり桜は日本人の心のふるさと。

 

清遊ブログ  重陽のころ 琥珀の菓子など

九月に入り、あざやかな百日紅ばかりが目立っていた町中にもようやく萩の花など咲き始めました。
秋の到来が待たれる頃。

七日は暦では白露。九日は重陽(ちょうよう)。そして十日は二百二十日。稲の開花期ゆえ台風に警戒する頃だそうです。

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  こんな案山子に会いました! 広沢の池近くで。


ただ暦ではすっかり秋でも、九月の京都ときたら! 今日も予想気温は35℃となっていました。

このような時季、遠方の友人に持参するのに、はて、お菓子はなににしようかと迷いました。いただきたいお菓子、差し上げたいお菓子は何でしょう?


夏の棹物はもはや晩夏の気分にそぐわず、お饅頭や羊羹を味わうにはまだ早すぎます。
思いついた、というより思い出したのは「琥珀(こはく)」のお菓子。


早速、永楽屋さんへ向かいました。


本店は四条河原町の目印ともなるくらいですので皆さまよくご存じと思います。

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永楽屋さんといえば、「一と口椎茸」の佃煮で有名ですが、辛いものと甘いものの両方を製造販売しているお店としても知られています。


今日は、室町通り蛸薬師にある室町店のほうへ伺いました。

こちらも大きなお店です。広い間口のひんやりした店内へ。

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ありました!(笑) 

琥珀のお菓子がいろいろ。「柚子(ゆず)」に「橙(だいだい)」。それから「重陽」も。
琥珀は、寒天を使った錦玉(きんぎょく)をクチナシや和三盆で琥珀色に染めたものをいうことが多いのですが、永楽屋さんの「琥珀」といえば、寒天と砂糖でつくられたお菓子のことをいいます。
これこれ。以前はこの「柚子」をよく手土産にしていました。

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柚子の皮が入っているのが透けてごらんいただけるでしょうか。
柚子は、こだわりの徳島県木頭(きとう)村の柚子。


一口噛むと、外のコーティングされた砂糖がパリンと割れて、中のやわらかな寒天と柚子とが口の中で溶け合います。
柚子のさわやかなほろ苦さ、やさしい甘味は暑さ疲れの体をいたわってくれるようです。

暑い時分には先に少し冷やしてからいただくと、よりさわやか。
それにこの宝石のようなお菓子のかわいらしさにも和みます。

「柚子」や「橙」のこの一番小さい12個入りは手のひらサイズ。

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お菓子そのものはもちろん、包装にいたるまで上品。
きっちり入っていますから持ち運びにとてもいいのです。

ほかに「柚子」に粉糖を掛けた「柚子こゞり」もあり、これは抹茶に合いそうでした。
下の「橙」はグレープフルーツ。ほろ苦さのほうが勝ります。
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「重陽」は抹茶、小豆、紫蘇の三種。

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菊花をかたどり、気品が感じられるお菓子。それぞれの風味が主張しすぎない控えめな味。

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まだ蒸し暑い京の時候にぴったりの半生菓子ですが、他にも「栗」が、さらに秋になると、林檎風味の「紅玉」もできる由。紅玉なら甘酸っぱい味なのでしょうか。

室町店の齋田さんにお話をうかがってみると、「琥珀」は、製造過程でひびが入ることなどが多く、商品として完成、販売にいたるまでに非常にご苦労されたそうです。
なるほど、まさに完成されたお菓子だと感じる所以です。
室町通りは車の往来もひっきりなしですが、一足踏み入れるとほっこりして、落ち着いた佇まいのお店でした。

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重陽のことをすこし─
重陽とは最も大きい陽の数が重なる日。すなわち陽の気が極まり強すぎて人に厄をもたらすため、災いを払う日として節句とされたといいます。
重陽の節句は宮中の年中行事(ねんじゅうぎょうじ)で、前日から菊に真綿を被せ、菊の香りと露を綿に移す「菊の着せ綿」が行われました。
菊の節句に邪気を払い、長寿を願って菊酒を飲み、菊を飾ったのですね。


現在、上賀茂神社では重陽の日、古式にのっとり、烏相撲が行われています。

上賀茂神社の御祭神は賀茂別雷大神(カモワケイカヅチノオオカミ)。
その昔、カモの神様が八咫烏(やたがらす)の姿となって神武天皇の東征を助けたとのいわれから、カモ社は烏と深いつながりを持って知られます。
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禰宜方(ねぎかた)が「かあかあ」と鳴き、祝方(ほうりかた)は「こうこう」と鳴き…こうした烏神事のあとに相撲童子の取り組みが始まります。


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相撲は子供たちが一生懸命で、見ている方も応援したくなるほど。
見物客も大勢で、勝ち負けが決まるごとにおおきな歓声があがります。


相撲の歴史をひもときますと─

建御雷神(タケミカヅチノカミ)と、父・大国主命の国譲りに異を唱えた建御名方神(タケミナカタノカミ)が対決した神々の相撲。建御雷神の圧勝で、負けた建御名方神は諏訪まで逃れ、諏訪大社に祀られたという話。


また野見宿禰(ノミノスクネ)と當麻蹶速(タイマノケハヤ)の人間同士の相撲も知られています。野見宿禰が勝ち、當麻蹶速を蹴殺(しゅうさつ)したと伝わります。前後のお話は堤先生から折に触れて講座でお聴きになったことと思います。

奈良・平安時代には「相撲節会(すまいのせちえ)」としての宮中の年中行事があり、力を奉納する神事でした。
さて、豆力士の取り組みが済むと、菊酒の振舞いがあります。

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美しい菊酒ですね。でも一杯だけです(笑)。

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さて、上賀茂神社を出て、賀茂川を向かいへ渡り、少し北に行きますと西賀茂になりますが、「霜月(そうげつ)」さんがあります。
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今の時季に作られている「琥珀」は二種。


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赤紫蘇を混ぜ込み、上に花紫蘇をあしらった「花紫蘇(はなしそ)」

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「柚子蓼(ゆずたで)」はまだ青い柚子を混ぜ込み、蓼をのせて天然塩をかけてあります。
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どちらもユニークな意匠で、どんな器に盛ろうかなど愉しみたくなります。
霜月さんは家族で営んでおられ、手作り感のあるお店でした。

来月はまた時季にかなった「琥珀」が登場するようです。

あと幾日で九月も中旬。夜になると虫の声も聞えてきます。
じきにお彼岸、名月…。また秋が一足近づいてくることでしょう。
それではまた。
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           妙顕寺の秋明菊(2011年秋)





9月の予定 

京都世界遺産講座「天龍寺」
天龍寺はいわずと知れた名園を持つ嵯峨の寺院です。京都屈指の観光地にあって、その中心として君臨し続ける名刹ですが、この寺は禅寺。
その庭園も建築も環境も、すべて禅という思想に裏づけされたものなのです。
禅とは何か? 禅寺の魅力とは? 
日ごろあまり聞くことのない禅修行の凄みをご紹介します。
 9月9日(日) 午後130分~4時30分頃   
    講師 堤 勇二   
    会場 職員会館かもがわ
        (市バス「河原町丸太町」下車 南へ一筋めを東入徒歩5分 
         京阪電鉄「神宮丸太町駅 徒歩5分 ☎0752561307
    参加費 3千円
  
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    曹源池 曹源の一滴水とは何でしょう?
② 茶室・甘雨亭の鱗板 この三角の意味は? (3).jpeg

茶室・甘雨亭の鱗板 この三角の意味は?

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        三会院臨川寺 格別のお寺です。

東京堤塾 京都世界遺産講座「天龍寺」

茶禅一味という言葉があります。禅というのは日本の精神文化の核としてこの国の形を作ってきました。

天龍寺という禅刹の魅力は曹源池や竹林に尽きるものではありません。この寺の存在そのものが京都の財産なのです。奈良に創立した禅寺はありません。

日本・京都・禅というこの図式をご堪能ください。

 9月23日(日) 午後130分~4時30分頃    

    

    講師 堤 勇二

    会場 きゅりあん(品川区立総合区民会館) 大会議室

       JR京浜東北線、東急大井町線、大井町駅下車徒歩1分

         03-5479-4100

    参加費 3千円

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         達磨と禅 大事な話をします。
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 旧禅堂獅子窟 ここで何が行われたのでしょう?
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    僧堂 万色を秘めたモノクロームの世界
※職員会館かもがわのサイトはこちら www.kyotocitykouseikai.jp/kamogawa/
※きゅりあんのサイトはこちら www.shinagawa-culture.or.jp/curian/
お申し込みは右上のお申込みフォーム、ファクス、メールで受付いたします。
世界遺産講座の総合案内(下記)もご覧ください。

はじめての方、大歓迎です。 お越しをお待ちしております!

京都・清遊の会 事務局
    〒603-8341  京都市北区小松原北町13530108
      TEL&FAX075-465-9096
    e-mail:info@kyo-seiyu.net

清遊ブログ  磯良を訪ねて 安曇野への旅

早くも処暑となり、暦に暑の文字はなくなりますが…
皆様にはいかがおすごしでしょうか。


信州は安曇野にやってきました!

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龍神・安曇磯良(あづみのいそら)を訪ねて??

 


祇園祭は先月のことながらずいぶん日が経ったような気がしますが、
堤先生から山鉾のひとつ、船鉾のご神体人形のお話を聴いて以来、そのなかの安曇磯良のことが気になっていました。

 


祇園祭で船鉾の会所飾りは、龍神安曇磯良、鹿島明神、住吉明神、そして奥正面に神功皇后が飾られていました。

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前に座ると畏れおおいというか、独特の気配が感じられました。

 


そして山鉾巡行では、安曇磯良が皆を先導するかのように鉾の先頭に立っているのが見えました。
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龍神・安曇磯良とはいったい誰なのでしょうか?

そして4人のご神体はどのような関係なのでしょうか?

宵山講座、JYUGIAカルチャー京都の講座などでお話を聴かれた方もあると思いますが、すこし思い出してみましょう─

 


船鉾は神功皇后が三韓征伐に出かけてゆく出陣の船をあらわしています。

そのおり、神功皇后は無事に凱旋できるよう神々に祈願されました。
ですがただひとり安曇磯良は和布や貝殻のくっついた自分の姿を恥じて姿を見せません。
神功皇后は安曇磯良の持つ「あるもの」が無ければ出てゆくことができないので、安曇磯良を呼んでほしいと告げます。
そこで住吉明神が磯良の好きな楽を奏し安曇磯良を呼び出します。それが神楽歌「君が代(だい)」。
そして磯良は姿を現し神功皇后に二つの玉を捧げます。

「潮盈玉(しおみつたま)」と「潮干玉(しおひるたま)」といわれるもの。
海が荒れるときには「潮盈玉」を、凪いで風を起こしたいときには「潮干玉」を使って海水を自在に繰り、航海を安全に導くことができるのです。

まさに安曇磯良のご神体人形が手にしているものがそれです。

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そして神功皇后が神々を呼び出したのが、博多湾に浮かぶ志賀島。

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           海の中道からみた志賀島(穂高神社資料)

 

ここには志賀海(しかうみ)神社が祀られています。

ご祭神は、 底津綿津見神(ソコツワダツミノカミ)、仲津綿津見神(ナカツワダツミノカミ)、表津綿津見神(ウワツナカツミ)のワダツミ三神。


イザナギノミコトが黄泉の国から逃げ戻り、海に入って禊をしたときに生まれた六神のうちの三神。総称オオワダツミノカミ。


もうおわかりと思いますが、この御祭神のワダツミ三神…オオワダツミノカミが安曇磯良につながります。

安曇磯良とはオオワダツミノカミという説もあるのです。


「筑前国風土記」に神功皇后が三韓征伐の際に志賀島に立ち寄ったとの記述があり、安曇(阿曇)氏の祖神である安曇磯良が舵取りを務めたとされています。

神功皇后は無事に凱旋を果たし、帰国するという結末。


志賀海神社の別名は龍の都。宮司さんは代々安曇氏なのだそうです…。

また、ここには安曇磯良が乗ってやってきたのが亀ということで亀石が奉納されているそうです。
龍と亀は安曇族を知る重要な鍵となるようです。


安曇一族は海を渡って九州の地に上陸してきた一族。ほかに薩摩一族、隼人一族、津守一族などがいました。

安曇一族は志賀島を拠点としていましたが、そこからさまざまなルートをたどって全国へ渡ってゆきました。


海から上陸したのが渥美半島。そして安曇野を経て穂高に達し、ここに鎮まった一族を祀ったのが穂高神社というわけです。

安曇野という地名は安曇磯良と関わりがあったのですね!

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                      (穂高神社資料)

この図を見ると、こんなに安曇族が全国に広がっていったのかと驚きます。
安曇磯良、神功皇后、住吉明神のつながりがだいぶわかってきました。

残るは鹿島明神ですが、これには鹿島の神使いの鹿によって志賀海神社との関係が知られます。
志賀海神社には1万本もの鹿の角がその名も鹿角堂(ろっかくどう)に奉納されているのだそうです。
鹿の角が角が英語でアントラーだと聞きましたよね。鹿島アントラーズ。

また、志賀島といえば、「漢の倭の奴の国王」の金印が出土されたところとして知られています。

安曇(阿曇)は「アマツミ」つまり「海人津見」の転訛だそうで、「ツミ」は綿津見神と同じで、「住み」の意味であるとか。


さていよいよ穂高神社です─


JR
大糸線「穂高」駅のすぐ近くにこの穂高神社本宮があります。
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そして上高地には奥宮(おくみや)が、奥穂高山頂に嶺宮(みねみや)が祀られています。

 

社伝によれば─
太古、穂高岳に天降(あまくだ)ったと伝えられる穂高見命(ホダカミノミコト)は、海神・綿津見神の御子神(みこがみ)で、海神の宗族として遠く北九州に栄え、信濃の開発に功を樹てた安曇族の祖神(おやがみ)として、ここ穂高の里に本宮を、穂高岳山頂に嶺宮、そしてその麓の明神池の畔(ほとり)に奥宮が奉斎されているのだそうです。

鳥居をくぐり、
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神楽殿、拝殿、本殿。 りっぱな社殿です。
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拝殿の妻飾りはなんと亀です!
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龍神・安曇磯良が亀に乗ってやってきたという話を彷彿させます。

中殿に穂高見命、左殿に綿津見神(ワダツミノカミ)、右殿に瓊瓊杵神(ニニギノカミ)、
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別殿に天照大神(アマテラスオオミカミ)が祀られています。

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境内には摂社がたくさんあります。
神社にどんな神様が祀られているかは重要なことだと先生がおっしゃっていました。
見てゆきましょう─

 


向かって右から─鹿島社(武甕槌命・タケミカヅチノミコト)、八幡社(誉田別尊・ホンダワケノミコト)、秋葉社(軻遇突知命・カグツチノミコト)、疫(やく)神社(素戔嗚尊・スサノオノミコト)。

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そして若宮には安曇比羅夫命(アヅミヒラフノミコト)、相殿に信濃中将が祀られています。

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狛犬の顔がユーモラスです!

安曇比羅夫命は天智天皇の命を受けて百済の王・豊璋…
訓で読むとなんと「とよたま」!「豊玉姫」を連想するのは私だけでしょうか?)…を助け、白村江(はくそんこう)の戦いで戦死した安曇野の英雄。

信濃中将は御伽草子の「ものぐさ太郎」の伝説で知られています。

 


四神社には少彦名命(スクナヒコナノミコト)、八意思兼命(ヤオオモイカネノミコト)、蛭子神(ヒルコノカミ)、猿田比古命(サルタヒコノミコト)。


保食社(宇気母智神・ウケモチノカミ)、子安社(木花開耶姫比売命・コノハナサクヤヒメノミコト)、事比羅社(大物主神・オオモノヌシノカミ)、八坂社(素戔嗚尊)。

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天孫降臨から神武天皇へとつながる系譜にみられる重要な神々。
誉田別尊は応神天皇ともされます。

また、若宮に祀られている安曇比羅夫命は穂高神社のお祭り、御船祭りの起こりの一つと伝えられています。

 


境内の御船会館にはその御船祭りに関する展示がされていました。

これがその御船です。

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これは山幸彦(火遠理命・ホオリノミコト)が、兄の海幸彦(火照命・ホデリノミコト。火須勢命・ホスセリノミコトに比定されることもあります)から借りた釣り針をなくし、塩土翁(シオツチノオジ)の教えによって海へ行き、湯津杜樹(ゆつかつらのき。神聖な桂の木という意味だそう)に登ったところに、水を汲みに来た侍女の報せでオオワダツミノカミの娘、豊玉姫がやってきた二人の出会いの場面。

 


やがてこの龍宮に時を過ごし、山幸彦と豊玉姫との間にできたのが、ウガヤフキアへズノミコト。
そしてウガヤフキアへズノミコトと豊玉姫の妹の玉依姫(タマヨリヒメ)の間に生まれたのが神倭伊波礼琵古命(カムヤマトイワレヒコノミコト)、すなわち神武天皇とされています。

下は曳くことのできるように車輪がついています。
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他にも、日光泉小太郎の伝説─犀龍に乗り、太古は湖であった湖水を落とし、安曇野の平野をつくり上げた─をテーマにした船など。

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以下は御船祭りのビデオ映像からですので、お見づらいですが少しご紹介しましょう。

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船を作っているところ。大がかりですね。船上には毎年異なる人形を飾るのだそうです。

船はおとな船が二艘、子供船が三艘あり、囃子衆も乗る曳船。

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例大祭当日、町々を回り、
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境内に入ると神楽殿の周りを三周し、お布令神事(ふれしんじ)
が行われます。


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                             御布令の図

そして拝殿の前で船同士のぶつかり合いが演じられます。
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これがかなりな激突でちょっとびっくりするくらいです。


お囃子衆が乗ったり、終わると分解して格納するところなどは、祇園祭の山鉾と共通しています。

松本から大町にいたる神社の祭りにはこのような穂高神社に類した御船が出るそうで、秋たけなわの穂高神社のお祭りはそのハイライトです。

穂高のような山地に船のお祭りが伝承されているのは本当に驚きです!

海人の氏族、安曇族がこの地に達し、土着の民となった証しではないでしょうか。

 

もう夕方になり、静かな境内を回ってみました。

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                      若宮の後ろにあるご神木

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手水舎と龍。迫力です。

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安曇の銘水 清冽! 地下30メートルから汲み上げられています。

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御手洗川に架かる石橋。雲龍が彫られ神橋とも呼ばれます。

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    塩の道の道祖神も並んでいます。亀甲の通路わきに。

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翌日、明け方に
激しい雨が降りましたが、天候は徐々に回復し、待望の上高地、穂高神社の奥宮に出かけることにしました。
松本ICから沢渡(さわんど)まで約1時間。マイカー規制となっていますので、ここからはバスかタクシーです。

山また山を抜けて…
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梓川に沿ったり、トンネルに入ったり。
大きなダムも通りました。
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通過したトンネルはなんと20。

30分くらいかかったでしょうか、上高地のバスターミナルに到着です。



雨が降ったせいでまだ水は少し濁っていましたが、

だんだん霧が晴れて山と川の織りなす風景が見えてきました。
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標高1,500メートル。梓川上流の景勝地。

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涼しいです!

爽やかな山の空気を吸って。
河童橋です。

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ここからさらに梓川左岸道を歩きます。こちら側は森の中を歩くことになります。
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ヤチトリカブト トリカブト! でもきれいな紫色。


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なかなか先は長いようです…

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             ヤマホタルブクロ かわいい花ですね。

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何の実でしょう?

こんな木もありましたよ。
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道はときに河原に出たりもしますが…
見えました!

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あの山が明神岳! 屹立した美しい姿です。2931メートル!
その向こう、奥穂高の山頂に嶺宮がお祀りされています。


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さらに進み、河童橋から3キロ、約1時間で明神に着きました!

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もともとこの明神は上高地の中心で、上高地は「神垣内」と言ったそうです。

神垣内とは穂高見命が穂高岳奥宮と嶺宮にお祀りされていることに由来します。


また「神河内」とも「神降地」とも。

明神池に穂高の神様が祀られ、上高地が神垣内と呼ばれることなど、今回はじめて知ったことです…。 

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明神から梓川に架かる明神橋を渡ると鳥居があり、
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池畔の穂高神社奥宮に到着します。

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木々のせいで見えにくいのですが、この奥宮の真正面に先ほど河原から見えたあの明神岳がそびえています。

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お参りし、池の畔にでました。

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明神池は一之池と二之池からなる池で、穂高神命が鎮座する神域。
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別名「鏡池」「神池」とも呼ばれます。

 


池は神韻縹渺として深く、静かに水を湛えています。

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ずーんと重い静けさとでもいうのでしょうか、神秘的で、この池に龍神が棲んでいても不思議ではないように思えます。


毎年108日にはここに龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)の御船を浮かべ、一年の山の安全を祈願する御船神事が行われるそうです。そんな風景を見てみたいですね。

奥宮の御船神事 _R.jpeg

 


帰りは右岸道を取りましたので、その景色をご覧ください。

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こちら側は木の橋を渡ったり、川の流れを見ながら歩くことになります。
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こんなにも美しい流れが存在するなんて感激です! 


それだけでも来た甲斐がありました。
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立ち枯れの木も雰囲気を醸し出しています。
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河童橋近くまで戻ると、いつのまにか青空が見え、梓川は出発のころより澄んできていました。
初秋の風景。

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今回の旅では、先生が、地名は大切なのです、地名には歴史が秘められているから、といつもおっしゃっていたその意味を実感しました。

安曇野はもとより、上高地も住所は松本市安曇…でした。安曇の地名はたくさん残っています。
梓川のあづの音も安曇からきているとも言われます。

 


海人(あま)として生きた人々は何代もの世代を経て、この地で山を切り拓き、たくましく生きる山の住人となっていったのでしょう。彼らの祖先は穂高の地で山を守る神となりました。

海の神が歳月を経て、やがて山の神へと変容してゆく不思議。


安曇磯良を訪ねてやってきた彼の地は、「安曇」の歴史とともに穂高の美しい自然を存分に見せてくれました。

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世界遺産講座

 

京都・清遊の会主催 第三期シリーズ

 

京都・世界遺産講座
のご案内!

 

残暑のうちにも朝夕は少し秋の気配が感じられる頃となりました。
皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
京都・清遊の会が、足掛け三年にわたって行ってまいりました京都の世界遺産講座もあと六社寺となりました。

 

残すは下記の寺々、京都を代表する巨刹、名刹ばかりです。

 

本講座は時宜に応じた話題を盛り込みながら、画像を駆使して立体的に、そしてどこよりも深く、広く、楽しく解説します。

 

講師はハイレベルな京都案内で定評のある堤勇二講師です。

 

従来の京都案内では決して得られない本物の京都、
驚きと興奮のあっという間の3時間をぜひご堪能下さい。

初めての方、大歓迎です。
皆さまのお越しをお待ちしています!!



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    言わずと知れた京都のシンボルタワー
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              本願寺門主の数寄の結晶 飛雲閣
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             夢窓疎石庭園の極意 西芳寺黄金池
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                      極楽いぶかしくば……

 

京都会場

 

講義予定 平成24年(2012)~平成25年(2013) 

 

●時間は午後130分~430分を予定しています。

 


1回 9月9日(日) 天龍寺    職員会館かもがわ

 

2回 10月7日(日) 東 寺   職員会館かもがわ

 

3回 1111日(日) 清水寺   京都市北文化会館

 

4回 12月22日(土) 西本願寺  職員会館かもがわ(予定)

 

5回 1月19日(土) 平等院   職員会館かもがわ(予定)

 

6回 2月16日(土) 西芳寺   職員会館かもがわ(予定)

 


会場
原則として職員会館かもがわ京都市中京区土手町通夷川上ル末丸町284
TEL075-256-1307
市バス「河原町丸太町」徒歩五分 京阪電鉄「神宮丸太町」駅徒歩五分)
を予定していますが、
北文化会館(北大路タウン内)および京都アスニ―等も使用いたします。
変更の場合は適宜ご連絡いたします。

 


東京会場

世界遺産講座 東京開催 日程  

          ●時間は午後130分~430分を予定しています。

回数   日時       内容        場所

 


第1
回  923日(日)  天龍寺    きゅりあん 大会議室

 

第2回  1028日(日)  東寺     きゅりあん 第二講習室 

 

第3回  1123日(金祝) 清水寺    きゅりあん 第二講習室 

 

第4回  1224日(月祝) 西本願寺   きゅりあん 第二講習室   

 

第5回  127日(日)  平等院     江戸東京博物館 第一・第二学習室

 

第6回  224日(日)  西芳寺    江戸東京博物館 会議室

 


会場 

 

きゅりあん(品川区立総合区民会館)
JR京浜東北線、東急大井町線、りんかい線各線「大井町」下車徒歩1分。
電話1(プッシュホン)
03-5479-4100 

 

 江戸東京博物館
JR総武線 両国駅西口下車 徒歩3分。
都営地下鉄大江戸線
両国駅(江戸東京博物館前) A4出口 徒歩1分。
電話1(プッシュホン)
03-3626-9974
変更の場合はご連絡いたします。

 


ご参加費



各回お一人
3000です。

お申し込みの場合、6回分一括ご入金の方は、
合計
18000円を15000円に割引させて頂きます。

 

各回ごとのお振込みか、各期ご参加回一括でのお振込みかどちらかをご選択下さい。

 

各回振込の方は、開催日の一週間前までにご入金下さい。

 


申し込み要領



住所、氏名、電話番号ならびに必要事項をご明記のうえ、
右上のお申込みフォームからお申込み下さい。
メールアドレスは
PCか携帯か、また全回振込か各回振込かをご記入ください。

FAX
もしくはメールでもお申し込みいただけます。
お申し込みの後、参加費をご入金下さい
恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担下さい。
ご入金確認後、事務局より参加証を送付致します。
講義当日にご持参、ご提示下さい。


○お振込先


みずほ銀行 出町(でまち)支店(587)  普通 1161285   名義  京都  清遊の会


申し込み〆切

 


お申し込みは随時受け付けております。ただしレジュメ作成の都合上、事前申込制とさせていただきますので、ご参加回の一週間前までにお申し込み下さい。

 


世界遺産現地案内について

 


今後、世界遺産の各社寺を実際に訪れて行う現地案内も開催する予定です。参加費用は、拝観料や交通費などの都合で変動しますので、その都度ご案内致します。

 


講師紹介 堤 勇二

 

1958年生まれ。同志社大学文学部卒業。京都学園大学非常勤講師。京都の出版社で京都検定公式テキストの編集を始め、京都関係、日本の伝統文化・芸能書籍の編集を経て、現在フリーの京都学講師。京都商工会議所の京都検定講座や各新聞社の文化センター講座などを行い京都の奥深さを発信する。主著に「京都・祇園祭手帳」「京都・世界遺産手帳」(河原書店)、共著に「京都 観光文化への招待」(ミネルヴァ書房)など。

★京都・清遊の会へのご意見、ご感想を募集しています!
ぜひともご感想、ご意見、ご希望をお寄せください。
当ホームページのコメント欄に投稿いただくか、あるいはメール・ファクスでも結構です。
お待ちしています!

 

 

京都・清遊の会 事務局   6038341 京都市北区小松原北町13530108

 

TEL&FAX 075-465-9096 
e-mail:
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URL: http://www.kyo-seiyu.net