5月のご案内

5月20日(土) 10時~12時
「北山杉の里と桂離宮」

 北山杉は室町時代にさかのぼる世界最古の林業。中川」の里の人々は古くより供御人として御所に木材を納めてきました。
 桂離宮修学院離宮の建築には北山杉が多様に取り入れられ、天皇を迎えるための工夫に、驚きの知恵と公家の美意識がうかがえます。
 小野篁(たかむら)や小野道風(とうふう)を輩出した「小野」惟喬(これたか)親王の足跡がおおいに残る「大森」の地もご紹介。

当地が果たしてきた
歴史、宮中とのつながりを再発見してください!


北山杉木造建造物群


北山台杉


桂離宮 新御殿一の間上段

会場      職員会館かもがわ2階 大会議室
講師   中川祐子
ご参加費 各2500円(京都検定講演会に聴講された方は1300円)

振込先
・京都銀行 紫野支店(162) 普通 3236638  京都清遊の会代表  西山祐子
・ゆうちょ銀行(振替) 00930-7-233813 京都・清遊の会
   ※手数料はご負担ください。

※必ずお申込みのご連絡(参加月を明記)をお願いします。

みなさまのお越しをお待ちしております!

 

春の泉涌寺散策ご報告

4月1日、4日ともに好天に恵まれました。
皆様からいただきました写真も交え、ご紹介いたします。

総門横の即成院(そくじょういん)前からスタートしました。


まぶしいほどの青空。鳳凰も映えて。
張り切ってる人もいました。

戒光寺へ
御陵衛士(ごりょうえじ)の墓所にお参りをしてから本堂へ。
丈六(じょうろく)の釈迦如来像を間近で拝観させていただきました。

  (戒光寺HP)

全長10メートルもあるお釈迦様。
なんともお優しい慈悲に満ちたお顔、衆生を救ってくださるという長い手指。鮮やかな彩色がのこる截金の模様もはっきりと見えました。
お寺のご案内で、このたびの屋根の修復で解明された建築秘話や、内陣の足裏を見せる珍しい不動明王像の姿。その意味は?などなど、興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。


境内には泉山七福神のうち弁財天が祀られています。
大きな椿咲いてました!

新善光寺へ
門を潜ると枝垂桜が出迎えてくれます。

さらにお庭の奥へ。きょうは創建のお話ではなく、明治の頃のお話。
山階宮晃(やましなのみやあきら)親王の歯髪塚(はつしつか)


山階宮晃親王(1816~1898) 

山階宮晃親王は、伏見宮邦家(くにいえ)親王の第一王子として誕生、山科の勧修寺(かじゅうじ)門跡になっておられましたが、49歳にして還俗、明治天皇を支え、国事に外交に奔走されました。晩年京都にお住まいになられてからは京都の復興に尽力された方です。
エピソードの数々を聞くと、京都の人々のよりどころであったことがわかります。

書院の奥にも桜が。

どちらからみても素敵です。

こちらはようやく今年元気になってきた桜だそうです。

奥の桜は満開の数日間に開放されるそうで、見学させていただき、良いときに来ることができました。

眺めのいい悲田院の境内で一服して、先へ。


桂宮淑子(すみこ)内親王や旧宮家の御陵を経て、雲龍院のほうへ向かいます。


そして先ほどお話した山階宮晃親王の御陵に。大きな御陵に皆びっくりでした。

山内で一番奥の雲龍院です。右手に勅使門。


ご本尊は薬師如来三尊像。そして「走り大黒天」は有名ですね。
後光厳天皇の菩提所で、霊明殿には後光厳天皇はじめ北朝の天皇の御尊牌が奉安されています。前には菊の御紋をかたどった砂の上に徳川慶喜公寄進の石灯籠が置かれます。

書院の佇まいやお庭の風景が素晴らしいです。

 悟りの窓

もう咲き終わった紅梅の木の向こうに、海棠(かいどう)が花を咲かせているのですね。


それぞれの景色を楽しむ4つの窓。

見る角度によっていろいろな景色をつくりだしてくれます。

「大輪の間」からの眺め。

ときどき風が吹いて、はなびらが舞っています。
先生が来ておられたかもしれません。

帰りは経蔵をとおり大門へ。
楊貴妃観音堂前の桜は遅咲きですが、4日は咲き始めていました。ごらんになれなかった皆さま、いただきました写真でご覧ください。


                楊貴妃桜 撮影 蒲田晧兵様

お越しいただきました皆さま、お疲れさまでした。
また散策をしましょう!
ありがとうございました。

 

 

5月、6月の予定

4月1日、4日の泉涌寺現地案内は無事終了しました。
お越しいただきました皆さま、ありがとうございました。

5月20日(土) 10時~「北山杉と桂離宮」
6月24日(土) 10時~「京の芸術家と祇園祭」

会場      職員会館かもがわ2階 大会議室
ご参加費 各2500円

追って、詳細お知らせいたします。

春の現地案内

ようやく春らしい気候となってまいりました。散策のご案内です。

4月1日(土)、4日(火)
※4日は締め切らせていただきました!

戒光寺(泉涌寺塔頭)本堂内陣参拝と
あわせて同山内の雲龍院を拝観。
      同内容で二回行います。
      ※少雨実施 荒天の場合の予備日
         2日(日)、6日(木)
           不明な場合HP参照下さい。

集合場所 泉涌寺 総門
JR・京阪「東福寺」駅より徒歩15分)

集合時間 13時30分(16時30分頃解散)
ご参加費 3,500円(拝観料、保険代込)
振込先
・京都銀行 紫野支店(162) 普通 3236638  京都清遊の会代表  西山祐子
・ゆうちょ銀行(振替) 00930-7-233813 京都・清遊の会
   ※手数料はご負担ください。

※必ずお申込みのご連絡をお送りください。

皇室の御寺(みてら)として知られる泉涌寺の塔頭を訪ねます。
一昨年8月、台風のため屋根が破損し、崩落の危機にあった本堂がこのほど無事に修復され、落慶を迎えられます。


       本尊 丈六釈迦如来像(戒光寺HPより)

ご本尊の釈迦如来像が無事でよかったですね。鎌倉時代、運慶・湛慶父子の合作といわれる大きな釈迦如来像を内陣にて参拝させていただきます。

また、山内最奥の泉涌寺別院、雲龍院を拝観します。



後光厳天皇はじめ北朝の天皇ゆかりの寺院で、ご本尊は「薬師如来三尊像」。台所の怒れる神の面影「走り大黒天」もお見逃し無く。後水尾天皇ほか御尊牌が奉安される霊明殿など歴史ある佇まいをご堪能ください。


                本堂 龍華殿扁額

             徳川慶喜公寄進の石灯籠

皆さまのご参加をお待ちしております!

雲龍院の梅

 

近衞の糸桜

おだやかな春の季節になりました。
ことしの桜は早く、お彼岸を迎える頃から各地で開花情報が聞かれました。
京都御所の近衞邸跡の枝垂桜も満開を迎えています。

近衞の糸桜──
このあたりは五摂家の一つ、公家の近衞家の邸があった所で、その庭に植えられていた約60本の枝垂桜(糸桜)が次々に咲いていきます。

桜に言葉はいりませんね。
写真はいまいちですが、今日の撮りたてに免じてしばしご覧ください。


小ぶりのやさし気な花。
かの先生もこの桜が大好きだったようです。

池のほとりの老木も風格です。

池と桜が画面に入りきりません <(_ _)>

近衞の池にゆれる糸桜。風に吹かれて、もう揃っていない花びらも。

すこし北側の近衞邸跡の駒札には、孝明天皇の和歌が書かれています。

初めてこの糸桜をご覧になって詠まれた歌。

「昔より名には聞けども今日見れば むべめ(目)かれせぬ糸桜かな」

目かれせぬ、とは、目が離せないほど美しい、という意味だそうです。

池の奥には苔むして風雅な石橋や鬱蒼とした木々が見えます。
近衞池は安土桃山時代の石組ものこる歴史的な庭園の遺構。

桜のまわりとは打って変わって人けのないこの静かな池畔もまた心やすまる風景です。