東山七条かいわい散策 ご報告

11月1日、前夜来の雨も上がり、午後からは好天に恵まれました。

俵屋宗達の杉戸絵・襖絵などで知られる養源院からスタート。



お出迎えもお見送りも猫さん達が担当。

ご住職にご案内いただき、宗達の杉戸絵や血天井を見学、さらに、こちらが浅井長政公の菩提寺であるとともに徳川家歴代の位牌所である由縁をお聞きしました。「松の間」でのお話はこのお寺の核となる貴重なお話でした!



後白河法皇の院御所であった「法住寺殿」の名をつぐ法住寺に参拝。

南門と太閤塀を見て、三十三間堂へ。



         太閤塀の軒瓦には「太閤桐」の文様。

千体の観音さま、風神・雷神像など、いつ見ても圧倒されますね。
さあ急がなければ日が暮れそう……。

京都国立博物館の「宋元仏画」へ。

観覧前に、鈴木先生から本展覧会の見どころをレクチャーしていただきました。

名品揃いの仏画や水墨画。見方を教えていただくと愉しいです。堪能して回りました。

結局、閉館時間💦
でも外にでたら、ステキな風景が !(^^)!

お越しいただきました皆さま、
有難うございました!
またのお越しをお待ちしております。

11月のご案内

11月1日(土) 現地案内
東山七条界隈 ─養源院から京博まで─

“つながる”を見つけよう !
宗達でつながる、後白河法皇から京博へつながる道。

養源院(ご住職の案内)→ 法住寺(参拝)
三十三間堂 → 京都国立博物館 特別展「宋元仏画」(見どころをレクチャーの後、自由観覧)

歴史ある社寺が並ぶ東山七条かいわい。
養源院では、俵屋宗達「杉戸絵 白象図」「松の間 襖絵」を、
三十三間堂では宗達の傑作「風神雷神図屛風」のモデルとなった「風神・雷神像」を、
京博の展覧会宗達「蓮池水禽図」を見学します。さて宋元仏画とどのよう関わりがあるのでしょう?
まさに宗達の芸術に触れる機会、お見逃しなく!


                                                                     養源院

「法住寺」は平安時代末、後白河法皇の御所であった法住寺跡に建つ寺院。
「蓮華王院三十三間堂」は、法皇が御所に創建した仏堂がはじまり。

そして、蓮華王院本堂の北側には後白河法皇の宝蔵があったといわれています。七条通をはさんで北側にある「京都国立博物館」の地がそれにあたるのかもしれませんね。



                     法住寺



            蓮華王院三十三間堂

後白河法皇は絵巻の制作を奨励、多くの文物を収蔵し、文化的な事業を推進した人物。
偶然にも(?)この地はもともと文化の集積した地だった…。

信仰、文化、芸術。この地のもつパワーをご堪能ください。
皆さまのお越しをお待ちしております!



      京都国立博物館 知新館へいたる道は?

集合時間 午後1時(雨天決行)
集合場所 養源院 山門前
              (東山七条一筋西入下る・
                 三十三間堂東向かい)      
ご参加費 6,500円(拝観料・入館料・保険代)
解散   京博にて 午後5時頃予定

お振込先
・京都銀行 紫野支店(162) 普通 3236638  京都清遊の会代表  西山祐子
・住信SBI銀行 メロン支店(108) 普通 1779485 西山祐子
 ★ゆうちょ銀行はただ今お取り扱い不可です。

※初めてお申込みの方は必ずお名前・ご連絡先をお知らせください。(ご入金のみは不可です)