新年ご挨拶

2021年、辛丑(かのとうし)の新年を迎えました。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。

皆さまにおかれましては、本年が幸せな佳き年となりますよう、
また皆さまと共に、京都・清遊の会も心新たにスタートできることを願っております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さまざまの紅葉

好天がつづきますが、朝夕は冷え込み、いよいよ秋も深まってきました。
皆さまはどんな紅葉をごらんになりましたでしょうか。
ことしは良い時期に出かけられず、名残の紅葉狩りとなってしまいましたが、八瀬の瑠璃光院(るりこういん)を見学しました。


すこし寒くても空気が澄んで心地よい風が渡ります。

高野川を挟んで、叡山電鉄「八瀬比叡山口」駅の対岸に、数寄屋造りの建物と庭園で知られる「瑠璃光院」があります。

 

玄関を入ると、三条実美命名の茶室「喜鶴亭」の扁額。
こちらの瑠璃光院、現在は浄土真宗の寺院ですが、以前は京都電燈(京福電気鉄道の前身)の経営する料理旅館「喜鶴亭」として知られていました。



盛りを過ぎたとはいえ、書院二階からはさまざまに色づいた紅葉が見られます。
数十種のもみじが植えられているそうです。
ここは以前、堤先生に教えていただいたところです。そのときは新緑のカーテンのように揺らぐ緑に感激したものでした。

紅葉と苔の美しい主庭「瑠璃の庭」


臥龍(がりょう)の庭


天に駆け昇ろうとする龍を水の流れと石組みで表したという池泉庭園。
比叡山の伏流水だそうです。
この水音がお庭全体に響いて、自然のなかにいると感じさせてくれます。水面に浮かんだもみじ、散りゆく美、ですね。

もう一つご紹介させてください。

ここはどこかご存じでしょうか?

先に見えている鳥居は今宮神社。
そう、この塀は大徳寺、高桐院の塀。数本ですが銀杏並木。
向かい側の銀杏はすっかり落葉していますが、


こちら側の銀杏は青空に黄色くまぶしく輝いていました。
黄色は元気を与えてくれる色かもしれません。
さまざまなことがあった今年、大変な年だけれど、さまざまに色づいた紅葉黄葉に心癒され、そしてパワーをもらえたような気がします。