2021年、辛丑(かのとうし)の新年を迎えました。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
皆さまにおかれましては、本年が幸せな佳き年となりますよう、
また皆さまと共に、京都・清遊の会も心新たにスタートできることを願っております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


京都・清遊の会では、京都を深く、広く、楽しく学ぶことをテーマに 社寺の探訪、祭・行事の見学や座学などを通じ、独自の企画で 京都の魅力を提案し、発信しています
2021年、辛丑(かのとうし)の新年を迎えました。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
皆さまにおかれましては、本年が幸せな佳き年となりますよう、
また皆さまと共に、京都・清遊の会も心新たにスタートできることを願っております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

師走も半ばとなり、冷え込みが増してきました。
皆さま、お元気でおすごしでしょうか。
今朝は京都市内でもぐっと冷え込み、家々の屋根に雪が積もりました。
大徳寺山門、金毛閣も雪化粧です。

塔頭の瑞峰院へ。門を潜って玄関までのアプローチ。松や杉にふわりと積もった雪は清らか、陽に照らされた先端は見る間に溶けていきます。

方丈に上がり、お庭へ。

驚きました! 初めて見る景色です。
枯山水の白砂に雪が積もって…


ここ瑞峰院は、天文年間に九州豊後の大名・大友宗麟が、大徳寺第91世 大満国師・徹岫宗九(てっしゅう そうきゅう)を開山に迎え、自らの菩提寺として創建したお寺。
独坐庭(どくざてい)
方丈の正面にある蓬莱山庭園。大刈込と巨石で表した蓬萊山からのびる半島と小島に打ち寄せる荒波を砂紋で描く。百丈禅師「独坐大雄峰」の禅語からの命名。


積もった雪が白波のように見えます。


この景色に何を想うのでしょうか。
自然の織りなす造形は無限かもしれません。
下は方丈北側のお庭・閑眠庭(かんみんてい)
キリシタン大名・大友宗麟の思いを汲んだ枯山水の庭で、七個の石組みが十字架を形作っています。つたない写真ですが、十字に石が置かれているのがみえますでしょうか。こちらの庭もいつもとは違う表情。
閑眠庭は「閑眠高臥して青山に対す」からの命名。


本年は、京都・清遊の会では、堤先生という大黒柱が逝ってしまわれ悲しみに包まれました。
けれども、先生が、京都の歴史や文化を学ぶ喜びや楽しさを教えて下さったことで、これからも、京都のさまざまな風景に導かれ学んでゆけると思います。
本年にみなさまからいただきましたご支援に感謝いたします。
誠にありがとうございました。
来る年がどうか佳き年でありますように。
好天がつづきますが、朝夕は冷え込み、いよいよ秋も深まってきました。
皆さまはどんな紅葉をごらんになりましたでしょうか。
ことしは良い時期に出かけられず、名残の紅葉狩りとなってしまいましたが、八瀬の瑠璃光院(るりこういん)を見学しました。

すこし寒くても空気が澄んで心地よい風が渡ります。

高野川を挟んで、叡山電鉄「八瀬比叡山口」駅の対岸に、数寄屋造りの建物と庭園で知られる「瑠璃光院」があります。


玄関を入ると、三条実美命名の茶室「喜鶴亭」の扁額。
こちらの瑠璃光院、現在は浄土真宗の寺院ですが、以前は京都電燈(京福電気鉄道の前身)の経営する料理旅館「喜鶴亭」として知られていました。




盛りを過ぎたとはいえ、書院二階からはさまざまに色づいた紅葉が見られます。
数十種のもみじが植えられているそうです。
ここは以前、堤先生に教えていただいたところです。そのときは新緑のカーテンのように揺らぐ緑に感激したものでした。
紅葉と苔の美しい主庭「瑠璃の庭」



臥龍(がりょう)の庭


天に駆け昇ろうとする龍を水の流れと石組みで表したという池泉庭園。
比叡山の伏流水だそうです。この水音がお庭全体に響いて、自然のなかにいると感じさせてくれます。水面に浮かんだもみじ、散りゆく美、ですね。
もう一つご紹介させてください。

ここはどこかご存じでしょうか?

先に見えている鳥居は今宮神社。
そう、この塀は大徳寺、高桐院の塀。数本ですが銀杏並木。
向かい側の銀杏はすっかり落葉していますが、


こちら側の銀杏は青空に黄色くまぶしく輝いていました。
黄色は元気を与えてくれる色かもしれません。
さまざまなことがあった今年、大変な年だけれど、さまざまに色づいた紅葉黄葉に心癒され、そしてパワーをもらえたような気がします。