●東京堤塾 京都雑学講座 東京会場
12月24日(日) 午後1時30分~3時45分頃
「貧乏神 vs 福の神 ─ 仁義なき戦い ─」
講師 堤 勇二
於 きゅりあん 第4講習室 (2千5百円)
(品川区総合区民会館・JR京浜東北線、東急大井町線「大井町」下車)
やや! 福の神のはずの大黒さんが、
打出の小槌で殴りつけてますよ!
明らかに間違った使い方ですね。
昔、ある武士の夢枕に貧乏神が立ちました。
それは五十歳くらいの坊主の姿だったそうです。
ん? 五十位に見える坊主??
それってどこかの会の京都講師に似てません?
貧乏神を退散させるご利益ある神社
東京都文京区にあります。
ここのご朱印がまたストレートですごいんだ。
これがそのご朱印。
貧乏神はあちらへゆけや神風に、て。
なんとも力のありそうな文言です。
おお! あのゆるキャラブームの火付け役!
でもこの方の氏素性を知らない人が意外に多い。
これ加藤清正の手形だそう。
これが疫病神退治に効くんだと。
なんの病気に効くのかな?
賢明な皆様はもうおわかりですね。
なんと、疫病神が連名で提出した御詫び状!!
またこの神様たちの名前がすごい!
有卦絵(うけえ)といいます。
この絵の中に福の「ふ」がつくものが
七つ以上書かれています。
わかりますか?
貧乏神や疫病神など、人に災厄をもたらす疫病神は
古来さまざまな形で人々の生活と関わってきました。
本講座では疫病神と福の神の仁義なき戦いを通して
これらの神々の正体を暴きます。
京都では話せなかった面白話が満載です。
是非、お誘いあわせのうえ、ご参加下さい。
お申し込みは右上のお申込みフォーム、メールまたはファクスにて受付しております。
レジュメの都合上、1週間前までにお申込みくださいますようお願いいたします。(前金制)
みなさまのお越しをお待ちしております。
京都・清遊の会 事務局 FAX075-406ー0561
info@kyo-seiyu.net
●京都雑学講座 京都会場 終了しました!
12月16日(日) 午前10時~12時頃
「京の中国 万福寺の魅力」
講師 堤 勇二
於 職員会館かもがわ 二階 大会議室(2千円)
(河原町丸太町下ル二筋目東入ル。石長松菊園向かい。
京阪電車「丸太町駅」より徒歩5分)
ほとんどの人が目もくれず通り過ぎる井戸。
しかしとてもとても大事な井戸なのです。
しかしとてもとても大事な井戸なのです。
山門を出れば日本ぞ茶摘唄
珍しい二段式の屋根。
新旧の摩伽羅(マカラ)が並ぶ。
まさに日本と中国の境を護る山門・総門の雄姿。
まさに日本と中国の境を護る山門・総門の雄姿。
総門を入った景色。
このなかに重要なポイントが二つ隠れています。
このなかに重要なポイントが二つ隠れています。
さて?
因みに菱形の道ではありません。
因みに菱形の道ではありません。
総門と極似する塔頭・天真院の門。
ここでとても重要な人物を語らねばなりません。
ここでとても重要な人物を語らねばなりません。
皆さんはきっと度肝を抜かれることでしょう。
知る人ぞ知る普茶料理の名店
万福寺の満腹寺たるゆえんが(笑)
三門脇の窟門(くつもん)
これほど大切な門を見る人が少ない。
なんと勿体ないことか。
これほど大切な門を見る人が少ない。
なんと勿体ないことか。
こ、これは!
かのアメリカのヒーローではないか!
ここは一体どこなのだろう?
ここは一体どこなのだろう?
雲板と並び合う有名な鳴らし物。
そうだ、木魚の話をしよう!
このお姿は、あの三国志の豪傑・関羽どの!
しかし関帝は武神のはずでは?
なぜ仏門に武の神が??
しかし関帝は武神のはずでは?
なぜ仏門に武の神が??
万福寺にもゆるキャラがいます。
いんげん豆たろう君といいます。
一緒に写真を撮ってほしいそうです。
いんげん豆たろう君といいます。
一緒に写真を撮ってほしいそうです。
仏殿(大雄宝殿)の前に広がる清冽な白砂。
そして中央に置かれた平石。
そして中央に置かれた平石。
月台(げったい)といいます。
ここは寺院なのです。
単なる中国趣味の建築物ではないのです。
ここは寺院なのです。
単なる中国趣味の建築物ではないのです。
殿舎の入り口に設けられた半分しかない扉
しかもそこに桃の絵が。
この仕掛けが意味するものは?
しかもそこに桃の絵が。
この仕掛けが意味するものは?
なんとも簡素で清潔なほれぼれするようなたたずまい。
東方丈は大雅の名画が溢れていました。
東方丈は大雅の名画が溢れていました。
万福寺の紅葉もなかなかのもの……。
しかし、見てほしいのは柱です。
しかし、見てほしいのは柱です。
小さくて可愛らしい低木の紅葉。
この場所こそ万福寺発祥の地。
この場所こそ万福寺発祥の地。
どんな小さなものも見逃さない。
それこそが深く理解するコツです。
それこそが深く理解するコツです。
誰か読める人?
もう誰も読めなくなったかも。
「轄驢眼」(かつろげん)と読みます。
開山堂の上層で睥睨する扁額。
「轄驢眼」(かつろげん)と読みます。
開山堂の上層で睥睨する扁額。
ここにもなかなかの紅葉が。
禿講師が万福寺で一番好きな場所です。
この道を抜けた所にあの蝙蝠がいます。
この道を抜けた所にあの蝙蝠がいます。
黄檗の精華 鉄眼版一切経経蔵・宝蔵院
約六万枚の版木。四千七百万におよぶ活字。
今も脈々と続く大蔵経の版行。
この大事業をたった一人で成し遂げた。
その底知れぬ大業が、三百円で見られます。
今も脈々と続く大蔵経の版行。
この大事業をたった一人で成し遂げた。
その底知れぬ大業が、三百円で見られます。
黄檗宗大本山万福寺
ここには明の風が吹いています。
しかしここは紛れもなく京都・宇治。
私たちはここに学ぶものが多くあります。
その一端を渾身の力でご紹介します。
ここには明の風が吹いています。
しかしここは紛れもなく京都・宇治。
私たちはここに学ぶものが多くあります。
その一端を渾身の力でご紹介します。
是非たくさんの人に聞いていただきたい!