満開を迎えると思いきや花散らしの雨が降りましたが、ことしのお花見はいかがでしたか。
名残を惜しんで、何ヶ所かの桜をご紹介いたします。有名どころ、意外にも人のあまり来ない名所もとりまぜてごらんください。
三月の哲学の道案内には大豊(おおとよ)神社で30数年ぶりの梅と桜の競演が見られました。
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まずは、北区、洛星高校の桜。
北野天満宮、平野神社の近くにあり、馬代通りをはさんで向かい側は日本画家・木島桜谷の生家があります。
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校内を通り抜けできる散歩道です。学校には桜が似合いますね。
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賀茂川、半木の道の桜を車窓から。
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出町柳の風景。「見渡せば柳桜をこきまぜて…」を連想できるところ。
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京都御所、近衛邸あとの糸桜。えも言われぬ美しさです。
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昔から桜の名所として名高いところ。孝明天皇が歌を詠まれています。
池畔に枝を垂らす桜、はなびらが水面にはらはら落ちて。
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さて御所の中に、ほとんど空洞になっているにもかかわらず、花を咲かせる桜があります。どこでしょう?
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左京区、北白川天神宮(てんしんぐう)に来ました。なんと人がいない!
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狛犬は桜の傘の下にいました。
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哲学の道からさほど離れていないのに。静かな名所。
前を流れる疏水沿いはまた桜の並木道です。でもご近所の人らしい人しか通らないんです。
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天神宮から延寿の道へ。車が通る道ですが、桜並木はここもすばらしいです。
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中神苑、蒼龍池へ。
ありました、臥龍松。ほんとうに龍のように見えます。
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栖鳳池のまわりをぐるりと回りながら桜狩り。
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泰平閣は風格がありますね。
背景の山とマッチした景色が見事!
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尚美館を景色に取り入れ池に映る桜は最高でした。
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以上、かけ足でご紹介しましたが、いかがでしたか。
おそい桜はまだこれからですが、いよいよ新緑も映える季節になりますね。
京都の春はますますたのしみです。
