9月23日(月祝)講座開催のご案内
一定しない講師の体調や病状により不安定な講座となっておりますこと、深くお詫び申し上げます。
堤講師より、現在の状況を見て9月23日の講座は出来そうとの連絡がありましたので、急なことで恐縮ですが、第三回講座を開催させていただきます。
ご都合がつく方は是非ご参加下さいますよう、ご連絡申し上げます。
京都雑学講座
「京都 巨木伝説
金閣、一枚板の謎を追う」
京都市職員会館「かもがわ」
二階会議室
9月23日(月祝)
9時50分から12時まで
まばゆく聳える金閣の雄姿。
この三階、つまり究竟頂の床板が、実は一枚板
だという伝承がありました。
もしこれが本当なら、その板はとんでもなく大きな木
から取られたことになります。
そんな巨樹があったのでしょうか。
この謎を追って、京都、いや日本の巨樹を巡ります。
北斎が描いた巨樹と富士
日本一の富士と競演するにふさわしい巨樹に
北斎も惹かれたのでしょう。
素晴らしい森林文化をもつ日本には、
途方もなく長い時間を生きてきた
とんでもない巨樹が多数あるのです。
それはなぜか。
日本の自然信仰の深奥に迫ります。
日本一の巨樹「蒲生の大クス」の圧巻
幹周24.2mという、見ると鳥肌が立つような存在感に圧倒されます。
京都府下最大のシイの木「成生岬のスダジイ」
左下の人と比べてその巨大さが想像できますか。
日本一の巨樹「花背の三本杉」
一体、何が日本一?
京都市街地屈指の巨樹
さて、どこにある、何の木でしょう。
この世界の何よりも長命な生物。
それが巨樹です。
なかには数千年という時を生きる巨木もあり
日本人はその中に神を見てきました。
伊勢や熊野など、森の中に鎮座する神社の姿、
日本人には見慣れた景色でも、
外国人はその佇まいと空気感に感動します。
それはなぜでしょう。
金閣の謎を追って、話は京都から日本の巨樹群、
そして日本人の精神世界へと自在に羽ばたきます。