春景色 雨の日も晴の日も

春は晴の日があるかと思うと、雨が降ったり、冷え込んだり。なかなか安定しませんね。

修学院離宮の参観をした日はあいにくの小雨でした。
手前が修学院山、向こうの比叡山はかすんでいました。


松並木から見る大刈込(おおかりこ)み。石垣が見えないように生垣を四段に土留めしてあります。この向こうに、浴龍池(よくりゅうち)が広がっています。桜の木は西浜あたり。
下の写真では中央になります。

上離宮からの絶景。
遠くに山並みの重なりががかすんで、まさに「遠山」の風情。


京都市内が一望できるのですが、この日はぼんやり 🙇
それも春らしい風景かもしれません。

夕方、雨があがり、北山橋の堤防近くで。

翌朝は晴れました🙌
同じく北山橋の北。川べりではワンちゃんもお散歩 (^-^)


賀茂川が好きだった、かの先生の散歩道。

橋から北に向かって見ています。

山も川も、雨も晴も、春の風景はいいですね。
これからの好季節、京都の春を心ゆくまでご堪能ください !(^^)!

桜だより 立本寺など

春らんまん、京都の桜もいよいよ満開の頃を迎えましたね。
出かけたくなる、心浮き立つ季節。

上京の寺院からいくつかご紹介いたします。
まず、初詣現地案内のおりに通った七本松通の立本寺(りゅうほんじ)


境内を桜の木に囲まれて散策。この日は曇り空だったせいか、桜が雪のようにも感じられます。

駒札も桜のお飾り (^-^)

桜のトンネル🙌

千本通りにある上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)は真言宗の寺院。通りを挟んで12の塔頭があったことから通称「十二坊」。
境内には、弘法大師像や大師堂、大師の母・阿刀(あと)氏の塔や仏師定朝の墓、源頼光の土蜘蛛退治にまつわる頼光塚があります。


境内から千本通に向かうと町屋が見えて西陣の地らしい風景です。


参道は静かな散策道。

寺之内通にある妙顕寺(みょうけんじ)
京都における日蓮宗最初の寺院。元亨元年(1321)の創建。

下は「四海唱導の庭」

枝垂桜が美しいですが、秋も紅葉が素晴らしいお庭。

大本堂への渡り廊下から見えるお庭や屋根瓦が本当にきれいです!

そしてその渡り廊下を下から眺めるのもぐ~です (^^ゞ

妙顕寺の西にある本法寺(ほんぽうじ)。境内西は堀川通に面しています。
こちらも日蓮宗のお寺。山門(仁王門)のお向かいは表千家、裏千家がならび、お茶人さんの行き交う姿も見られます。
本阿弥光悦や長谷川等伯ゆかりの寺でもあります。
多宝塔が青空に映えて桜を圧倒するほどでした。


「叡昌の松」の横にもかわいい桜。

枝垂桜の満開にはもう少しかかるところもあります。
あそこの桜はいつ咲くかしらと、楽しみに花を待ちたいと思います (^-^)